diyリフォームの資格を比較!資格取得に必要な方法を解説

06リフォーム diy 資格

DIYで自宅をリフォームしたい。でも「どこまでなら無資格でできるのか」「資格を取るメリットって本当にあるのか」と悩んでいませんか?

 

実は、DIYリフォームの作業には法律で定められた「資格が必要な範囲」があり、知らずに配線や水道工事を行うと違法になるケースも少なくありません。

 

一方で、DIYアドバイザーや第二種電気工事士といった資格を取得することで、安全性が確保され、施工できる範囲も広がります。最近では通信講座やオンライン学習の普及により、働きながらでも最短3か月で資格取得を目指せる時代になりました。

 

この記事では、DIYリフォームに関する資格の種類や費用、学習方法を徹底比較し、あなたにとって最適な選び方を解説します。最後まで読むと、今の生活スタイルに合った「後悔しない資格選びのポイント」が手に入ります。

 

水回りやトイレのリフォームなら小工事&リフォーム専門店【リフォームくらさき】

小工事&リフォーム専門店【リフォームくらさき】では、水回りのリフォームを専門に行っております。キッチンや浴室、トイレのリフォームを通じて、お客様の生活をより快適にするお手伝いをしております。高品質な施工と丁寧なサービスを心がけ、お客様のご要望に応じた最適なプランをご提案いたします。水回りのリフォームでお困りの際は、ぜひご相談ください。

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DIYリフォームに資格は必要?

資格が必要なDIY作業と不要な作業の違いとは?

 

DIYは自由に住まいを自分好みにカスタマイズできる魅力的な手段ですが、すべての作業が「誰でもできる」というわけではありません。特にリフォームを伴うDIYの場合、資格の有無によって実施できる作業が明確に区別されています。この違いを把握していないと、法律違反になる可能性すらあります。

 

まず、資格を必要とする代表的なDIY作業は以下のとおりです。

 

資格が必要な主なDIY作業

 

作業内容 必要な資格 理由・根拠
電気配線工事 第二種電気工事士 電気工事士法に基づき、有資格者のみ施工可能
ガス設備の接続や移設 ガス可とう管接続工事監督者等 高圧ガス保安法により危険防止のための資格が必須
水道の配管変更 給水装置工事主任技術者 水道法により施工者資格が明確に定義されている
浴室の電気乾燥機設置 第二種電気工事士+設備工事知識 水回り+電気設備は複合的なリスクがあり、資格が求められる
分電盤の増設 第二種電気工事士 電気回路の増設は国家資格者に限定

 

これらの作業は、専門的な知識と経験、安全管理体制が必要とされるため、無資格での実施は法律違反であり、事故や火災の原因にもつながります。

 

一方、資格が不要な作業には以下のような内容があります。

 

資格不要でできるDIYリフォーム作業

 

作業内容 解説
壁紙の張り替え 糊や剥離材の取り扱いに注意すれば、初心者でも比較的安全
床材の張り替え(クッションフロアなど) 下地の補強が不要な範囲であれば、資格なしで施工可能
ペンキ塗装 屋内外の塗装は道具選びと養生がポイントだが、資格は不要
照明器具の交換(差し込み型) 工具不要で済むタイプであれば、基本的に資格なしで作業可能
家具の組み立て・取り付け 日曜大工レベルの作業で、資格は不要。電動工具の使い方に注意が必要

 

DIYの自由度を高めるためにも、「資格が必要な作業」と「不要な作業」を明確に理解しておくことが極めて重要です。

 

この区別ができていないと、結果的にリフォームのやり直しや罰則リスクに直結します。また、DIYリフォームにおいて「できることから始める」という選択は、安心感と満足度を高める第一歩になります。

 

法律で定められた有資格作業の範囲をわかりやすく解説

 

DIYでの作業範囲を判断する上で欠かせないのが、各種法律による規制の理解です。特に、電気工事士法・水道法・ガス事業法・建設業法は、一般の方が作業できる範囲を明確に線引きしています。

 

例えば、電気工事士法では「電気設備の設置・変更・修理」には原則として電気工事士の資格が必要と定められています。第二種電気工事士は、一般家庭の100V・200V回路まで対応可能ですが、ブレーカー工事や分電盤の操作には資格が求められます。

 

DIYに関連する主要な法律と有資格作業の概要

 

法律名 規制対象の作業 必要な資格例
電気工事士法 屋内配線・コンセント追加・分電盤の交換 第二種電気工事士
水道法 水道管の新設・変更、蛇口の増設 給水装置工事主任技術者
ガス事業法 ガス配管の施工・移設 液化石油ガス設備士、ガス可とう管接続工事監督者
建設業法 大規模な構造変更や50万円以上の有償工事 建築士、施工管理技士など

 

これらの法律は、住環境の安全確保を目的として制定されています。無資格で作業を行った場合、事故が起きた際に保険適用外となったり、施工後の物件売却時に「欠陥住宅」として査定が下がるケースも報告されています。

 

DIYリフォームに役立つ主要な資格と特徴

DIYリフォームアドバイザーは、誰でも受験できる民間資格でありながら、非常に実用的な知識を学べる点で高い人気を集めています。初心者から中級者まで幅広い層が対象で、リフォームに関する基礎的な知識から、DIYで注意すべき工法、施工における安全性、素材の扱い方まで網羅的に学べるのが特徴です。

 

この資格を運営しているのは「一般社団法人 住環境教育協会」で、講座は通信講座を中心に全国から受講可能です。とくにユーキャンなどの大手通信教育機関でも取り扱いがあり、働きながらでも取得しやすい点も人気の理由のひとつです。

 

受験資格に制限はなく、誰でも申し込むことができるため、学歴や職歴に関係なくチャレンジできます。また、試験は筆記形式のみで実技は不要なため、学習に集中しやすく、実務未経験でも合格を目指しやすい構造となっています。

 

試験に出題される主な内容は以下のとおりです。

 

表 DIYリフォームアドバイザー試験の主な出題内容

 

出題カテゴリ 内容の例
DIY基礎知識 工具の使い方、安全対策、作業の基本手順
住宅構造と設備 木造、鉄骨、コンクリートの違い、断熱材や構造部材の特性
内装施工の技術 壁紙の張り替え、床材の選び方、塗装技術
法規と注意点 建築基準法、電気工事士法、水道法などの基本概要
施工計画と管理 作業手順の立案、材料の調達、進行管理などDIYの実践力向上に関する内容

 

資格を取得すると、「DIY講師としての活動」や「ホームセンター勤務での専門アドバイス業務」「空き家再生プロジェクト参加」など幅広い道が開けます。また、SNSやブログでDIY知識を発信している方の中にも、この資格を保有し、信頼性を高めているケースが多く見られます。

 

学習期間は平均3〜6か月。講座の費用はおよそ4〜5万円前後で、教材・添削・質問サポートが含まれています。現在でも、資格保有者が急増しており、特に「自宅をセルフリノベーションしたい」という層にとって実用度の高い資格といえるでしょう。

 

第二種電気工事士 電気系DIYには必須の国家資格

 

第二種電気工事士は、電気設備の設置・変更・修理などを行うための国家資格で、特に電気を扱うDIYを行う場合には欠かせないライセンスです。一般住宅や小規模店舗で使用される600V以下の電気工事に対応可能で、DIYでのコンセント増設や照明回路の変更、スイッチ配線といった作業を法的に行えるようになります。

 

電気工事士法によって、これらの工事は有資格者しか実施してはならないと明確に定められており、無資格で行うと罰則を受けるリスクがあります。安全面でも、感電や火災の危険を伴うため、知識と技術の習得は必須です。

 

受験資格に年齢や学歴制限はなく、誰でも受験することができます。試験は上期(6月)と下期(10月)の年2回実施され、筆記と実技の両方に合格することで資格取得となります。

 

 第二種電気工事士の試験概要

 

試験項目 内容
筆記試験 電気理論、電気機器、配線図、法規、安全基準など
実技試験 指定された配線図に基づく配線作業と接続(90分間)
合格率 約60%(年により変動あり)
登録・免状発行 都道府県を通じて申請、費用約5200円
資格の有効期限 無期限(ただし更新講習あり)

 

DIY目的だけでなく、将来的に電気工事業界へ転職したい、または副業として住宅メンテナンスを始めたい人にとっても、極めて実用性の高い資格です。特に最近は、スマートホーム機器やEVコンセント設置など新しい分野での需要も増加しており、活用範囲は広がっています。

 

工具を用いた実技があるため、事前に技能講習や模擬試験を受けると合格率がアップします。自治体や民間スクール、動画学習サービスでも実践的な教材が充実しており、自宅学習+模擬練習の併用が推奨されます。

 

給水装置工事主任技術者・水道設備の施工に必要な資格

 

給水装置工事主任技術者は、水道法に基づいて定められた国家資格であり、戸建て住宅や集合住宅などにおける給水管や給水設備の設置・変更を行うために必要とされます。特に水回りのDIY、たとえばキッチンや洗面所、浴室などのリフォームを自力で行いたい人にとって、この資格の知識は極めて実用的です。

 

この資格の保有者は、水道事業者(自治体など)からの指定工事事業者として登録されることが可能となり、事業所の責任者として活動することもできます。個人DIYとしてではなく、将来的に水回りリフォームのプロを目指す方や副業・独立を考える方にとっても、非常に価値の高い資格です。

 

以下に、この資格の要点を表でまとめます。

 

表 給水装置工事主任技術者資格の概要

 

項目 内容
資格種別 国家資格
試験主催 一般財団法人 全国給水衛生設備協会
受験資格 給水装置工事の実務経験が2年以上必要
試験内容 給水装置構造・水理・材料・衛生設備工学、法律・施工管理など
合格率(2024年実績) 約40%
登録後の役割 工事責任者としての法的責任・施工品質の維持・現場指導
主な活用分野 戸建て住宅・マンション・店舗の水回り工事、配管の新設・改修、リノベーション現場など

 

注意点として、この資格は実務経験が受験条件となるため、DIY初心者がすぐに取得できるわけではありません。しかし、リフォーム職人スクールなどの専門教育機関や、工務店での実務経験を積んでからチャレンジすれば、中長期的にキャリアアップに直結します。

 

各資格の費用・難易度・受講方法を比較

通信講座・独学・通学の違いとメリット・デメリット

 

資格を取得する際の学習スタイルには、大きく分けて通信講座・独学・通学講座の3種類があります。それぞれの受講方法には異なる特徴とメリット・デメリットがあり、自分の生活スタイルや予算、学習タイプに合わせて選ぶことが重要です。

 

まず、通信講座は近年特に人気のある学習方法です。スマートフォンやタブレットでも学習が進められるため、働きながらや家事の合間に学びたい人に適しています。テキストや映像教材が整っており、質問サポートや添削サービスが含まれている場合が多いのも特徴です。特にDIYアドバイザーやリフォーム関連の講座は、ユーキャンなどが提供する通信教材で学ぶ受験者が非常に多いです。

 

一方、独学は最も費用を抑えられる学習方法です。書店やAmazonでテキストや問題集を購入し、自分でスケジュールを立てて勉強を進めます。学習経験がある人や時間管理が得意な人には向いていますが、途中で挫折するリスクも高く、自己管理能力が求められます。

 

通学講座は、決まった時間にスクールへ通い、講師から直接指導を受けるスタイルです。特に実技が含まれる資格(第二種電気工事士や建築系技能講習)では、実際に手を動かして学べることが大きなメリットとなります。仲間と一緒に学べる点もモチベーション維持につながりますが、費用や通学時間がネックになることもあります。

 

以下に、それぞれのスタイルを比較した表をまとめます。

 

表 学習スタイル別の特徴と比較

 

学習スタイル 主なメリット 主なデメリット 向いている人の特徴
通信講座 自宅で学べる、サポートあり、初心者に優しい 実技指導は限られる、費用がやや高め 時間が不規則、地方在住、質問できる環境が欲しい人
独学 費用が最も安い、自由なスケジューリング モチベーション維持が難しい、質問できない 自主学習が得意、過去に資格勉強の経験がある人
通学 講師による実技指導、仲間と学べる 通学の手間、費用が最も高い 手を動かして覚えるのが得意、学習習慣が定着しづらい人

 

このように、受講スタイルにはそれぞれの良さと注意点があります。資格を活用する目的や現在の生活環境に応じて最適なスタイルを選ぶことが、合格への近道となります。

 

まとめ

DIYリフォームを始めるうえで、資格の有無は非常に重要な判断材料になります。特に電気や水道といった作業には法律上の制限があり、無資格での施工は感電や漏水など重大な事故につながるリスクがあります。実際、現在も自治体や専門機関による注意喚起が行われており、安全性と合法性を保つためには正しい知識が不可欠です。

 

一方、資格取得のハードルは決して高くはありません。たとえば「DIYリフォームアドバイザー」のように初心者向けで通信講座も充実している資格もあり、最短3か月程度で取得可能です。また、「第二種電気工事士」や「給水装置工事主任技術者」などは副業や転職にも直結し、将来的なキャリアの選択肢を広げてくれます。

 

「何から始めていいかわからない」「費用が高そうで不安」と感じる方も多いかもしれません。しかし、今回紹介したように、資格ごとの受講方法や費用、学習期間、合格率を比較すれば、自分に合ったルートが見えてきます。中には自治体主催の補助講座や、女性専用の技術科コースなどもあり、活用すれば数万円単位で学習コストを抑えることも可能です。

 

DIYリフォームは、自宅を快適に変えるだけでなく、生活のスキルや選択肢を広げる大きなチャンスでもあります。資格を正しく選び、しっかりとした準備を整えれば、専門業者に頼らなくても安全で高品質な施工が実現できます。後悔しない一歩を踏み出すために、まずは自分にとって最適な資格を見つけてみてください。放置すると、本来不要だった出費や施工ミスのリスクを背負うことになるかもしれません。資格取得は、その「損」を未然に防ぐ強力な手段になるのです。

 

水回りやトイレのリフォームなら小工事&リフォーム専門店【リフォームくらさき】

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よくある質問

Q.第二種電気工事士を取得すればどんなDIY作業が可能になりますか?
A.第二種電気工事士を取得すると、住宅内の配線やスイッチ、コンセントの交換、照明器具の設置など多くの電気工事が自宅で合法的に施工可能になります。これにより業者へ依頼せずに数千円から1万円以上の工事費用を毎回節約できるのが大きなメリットです。合格率は60%前後で、学習期間は約3〜6か月が目安です。安全性を確保しながら、リフォーム費用の削減とスキルの向上を両立できます。

 

Q.女性や高齢者にも取りやすいリフォーム資格はありますか?
A.はい、女性や高齢者にも人気のあるDIY資格には「DIYリフォームアドバイザー」や「古民家鑑定士1級」などがあります。これらの資格は実技試験が不要で、通信講座や在宅受験に対応しているため、時間や体力に不安がある方でも安心して取り組めます。特に「古民家鑑定士1級」は地方移住や空き家活用のニーズが高まる中で注目されており、再就職や地域イベントでの活用例も増加中です。自宅にいながら学べる環境が整っているので、年齢や性別を問わずチャレンジしやすい資格として支持されています。

 

店舗概要

店舗名・・・小工事&リフォーム専門店【リフォームくらさき】

所在地・・・〒860-0862 熊本県熊本市中央区黒髪6丁目8-37

電話番号・・・096-343-3333

 

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